2008 活動報告

1月6日(日)寒稽古 渋川海水浴場

 2008年寒稽古を、玉野支部主催で行いました。

 連盟合同寒稽古で、久しぶりに河野道場のみんなと会いました。すると、女子部が増えていたので直実先生が喜んでいました。

 越智先生並びに玉野支部父兄の皆さん、大変お世話になりました。

 道場生の皆さん、今年も頑張りましょう!

1月8日(火)稽古始め・演武会

 

稽古始を行いました。

 気持ちを新たに、目標を持って頑張りましょう。

 今年の、稽古初めは西田代表と畠山師範代が、中国雲南省で開催される『第1回国際自由捕撃争覇大会』に参加するため不在でした。

1月9日(水)第1回国際自由捕撃争覇大会(畠山師範代出場)

場所:中国雲南省玉渓市

 中国雲南省で開催された、『第1回国際自由捕撃争覇大会』に畠山師範代が出場しました。

 

畠山師範代のレポート↓

2008.0109中国散打の大会を終えて

 今回の試合は中国対日本という歴史的背景を踏まえての組み合わせもあったのかもしれないが、個人的には相手に対し尊敬の念を持ち、武道家として全力で勝利を明らかにし、相手を倒す事だけを考え、大会に臨んだ。

 16日深夜に現地ホテルに到着し、早速食事に出るとの事。長時間の移動で疲れていた上、初めて訪れる国でもあり、中国人ってどんな雰囲気の人達なのだろうと多少構えていたが、王さんをはじめ、関係者の方々には、明るく和やかに接して頂き、親しみやすく安心した。

試合まで何泊かあった為、現地に入ってからはリラックスして初中国を楽しもうと決めていたので夜もしっかり眠れたし緊張することもなく過ごせた。

 試合前日にウォーミングアップ程度の練習を会場で行う機会があったが、先方団は明らかにこちらを威嚇しているのが感じられた。相手の弱さを見た気がして「いける」と本気で思ってしまった。初めてリングでの試合という緊張感はあったが、負ける気は全くせず、自分のパンチが次々と相手の顔面を捉えているイメージでシャドーを行えた。

 試合前日まではどちらがセコンドで来ているのか判らない位にリラックスしてニコニコしていたが、試合当日はホテルのベッドの上で何度も目を閉じ、リングに上がる緊張感、相手に叩きのめされる姿を想像し、手足に汗をかきながら、自分の内にある恐怖心を全て引出しベッドの上で断ち切った。

 19時いよいよ会場入り、コンディションは申し分なく気持ちも完全に落ち着いていた。

 頭にあったのは自分の試合開始の時間だけを正確に把握しておくことだけだった。控え室では慌しくバンテージを巻く者、緊張を拭い去るようにシャドーする者などを他人事のように見ていた。いよいよ自分の出番が近づいてきた。西田道場恒例の瞑想に入る。目を閉じ、控え室内をウロウロしながら相手への尊敬、自分の攻撃で倒れ込んでいく相手の姿をハッキリとイメージしながら、これは戦、昔であれば戦で負けることは死、切られれば死んでいるのだ。倒すか倒されるかのどちらかなのだと覚悟を決めた。

 帰国してからの事など全く頭になかった。帰国した今ではあの時止めてもらってよかったぁと思ったりする所だが、それだけ命がけを前面に現せるのが武道の面白い所なのかも知れない。他国藉軍初勝利を見せてやる!そんな気持ちで拳を上げて控え室を出た。

 リングに上がるとブーイングの響き。何を言っているのか解らないが闘志が湧いてきた。試合開始と共に形相で相手が近寄ってくる。無表情のまま相手の目の奥を見つめる。パンチが速い。加えて頭がギシギシと何度も響く重いパンチ。何度もレフリーが割って入る。この人は何をしてるんだろう、レフリーの姿はそんな感じにしか目に入らなかった。とにかく相手の顔面を獲えるんだっ、そればかり考えていた。間もなく、相手のパンチを貰うと同時に濡れたリングの上で足もとが滑り転倒、会場が沸く。すぐ立たないと終わってしまう。確かボクシングではグローブを構えれば続行だったよな、などと思いながらレフリーの顔を睨みつけた。会場内が沸きに沸く中、気持ちは燃えた。何度も打たれながら聞こえる西田さんの声、「落ち着いて!負ける相手じゃねぇけぇ。」遠くにハッキリと聞こえてくる。そうかやっぱり自分が固くなってるのか、よく相手を見ろ、相手の攻撃に合せて顔面を捉えろ!自分に何度も言い聞かせ、一発ヒットすれば絶対怯むはず、当たれ!当たれ!絶対床に転がしてやると思った辺りで1ラウンド終了。あれっもう終わり?一瞬のような感覚で終了した。

 2ラウンドも頭に電気が走るような衝撃を感じながら、立っていれば負けじゃない絶対倒れるかと思いながら試合が止まった。これは試合なのだ、礼節を無くしたらただの喧嘩だと自分をコントロールしながら早く再開させろ、何喋ってるんだ、とか思っていた。それは試合の終了を表していた。一度も相手を捕らえることなく終わってしまった。これは試合、試合なのだから終わったら相手方セコンドに挨拶をしなければ、挨拶を済ませ、ボーっとしたまま何やらおじさんと握手し、花を貰ってリングを降りた。

 自分は負けてねぇ負けてねぇはず、そんなことを思いながら歩いていたように思う。

 控え室でバンテージを外して貰いながらそう言えば王さんが「危険な時には試合を止めます。健康面を重視します。」って言っていたことを思い出し、完全に負けてたんだなぁと感じた。

 今まで感じた事の無い負けの悔しさと、全く歯が立たなかった自分に、呆然としていた。全ての試合が終了し、リング場で中国選手の勝利に皆で拍手。自分の中では拍手こそしていたが、悔しさが拭い去れず、早々にリングを降りようとしていた所、相手選手に引き止められ熱い抱擁を受けてしまった。そこではっきりと解った。国は違うが人対人。言葉は通じ無くても本気で戦ったのだから気持ちは通じる、あの時受けた抱擁はそんな気がした。そこで初めて燃焼できた気持ちになれた。その後も少林寺のちびっ子達に囲まれて写真を撮って貰い、清清しい気持ちで会場を後にした。

 2ラウンド開始間も無くのレフリーストップ。中国散打との対戦を終えた。

 その夜、選手団との最後の夕食を共にした。親しい友達、弟達といるかのような気持ちでいっぱいだった。彼女はいるのかなどの他愛のない話や、お酒の一気飲み、日本では馴染みの無い昆虫の空揚げ料理を勧められ、ゲラゲラ笑いながら食べるなどと楽しい時間を共にした。特に印象に残っているのは毎日の練習に加え、ご両親の農作業も手伝っていると話していたことだった。翌日、現地を離れる時は、本当に寂しい気持ちでいっぱいだった。

 ちょっとした習慣の違いはあるようだが、親を思い、家族を思い、国を愛する純粋な気持ちを持っている事を表現できる素晴らしい若者達と、堅苦しい建前も無く、身内のように暖かく接して頂いた関係者の方々に心から感謝している。

 最後に、このような機会を作って頂き、忙しい時期の練習に付き合って下さり、現地では全ての面でサポート頂いた西田先生。お忙しい最中、激励と労いのお言葉を掛けて頂いた中見先生。現地での通訳と母親のように暖かく色々お世話頂いたスーさんに心から感謝いたします。押忍

 

平成20122

畠山 謙太郎

1月10日(木)天満屋道場稽古始め  

2月6日(水)倉敷市長表敬訪問

3月16日(日)

関西グローブ空手選手権大会

《主催》龍生塾

 

龍生塾のグローブ空手の試合に西田道場から3名のチャレンジャーが参加しました。

 3名ともグローブ空手の練習は2週間ほど前から練習しただけで、とても不安だったと思います。

 ですが思っていた以上にすばらしい試合を行い、今後の活躍を予想させる良い試合でした。

3月30日(日)

第9回格闘技空手拳法選手権大会 讃岐富士杯

《主催》正統求道拳法 無門塾

 

この大会は、平成19年度最後の大会で、今大会が最後になる選手、初めての試合で驚いた選手、連覇を目指した選手等さまざまな気持ちで挑んだと思います。

 結果は多数の入賞者・敢闘賞を受賞、入賞できなかった選手も、勝敗に関係なくとてもすばらしい組手をしていました。

 今後も勝敗にこだわらず、自分の力を発揮して、頑張ってください。

4月2日(水)

中華人民共和国駐大阪総領事館 大使級・総領事 羅 田廣 先生と語る会 に西田代表出席

5月17日(土)

岡山県極真空手道連盟西田代表が、に『四川大地震災害支援岡山会議』に出席

 四川大地震の復興支援について話し合い、岡山県極真空手道連盟が協力できることを提案してきました。

 

岡山華僑・華人総会が5月31日15時~17時に慈善イベントを行います。当連盟は同行事に参加予定です。

5月31日(土)

四川・大震災支援チャリティー岡山大会

岡山県極真空手道連盟は、演武を行いました。

 

四川大震災チャリティー岡山大会に演武にて参加しました。四川をはじめ各地ので起こった災害の早急な復興を願います。

6月1日(日)

第13回オープントーナメント全日本格闘技空手拳法選手権大会

《主催》 正統求道拳法 無門塾 

 

無門塾の第13回全日本格闘技空手拳法選手権大会に参加しました。前日が雨天のため延期となった各小学校の運動会が、試合当日と重なりました。小学生の部は団体戦だったのでメンバーの入れ替えが多少ありましたが、皆さんの協力により各チームとも無事出場することができました。

 出場への意欲を燃やし選考にもれた選手、選手に選ばれ出場する勇気を持った選手、急遽、出場することになった選手達の気持ちの強さにはSAMURAI魂を感じました。

結果は中学女子の部で川上選手が優勝(2連覇)、西田道場Aチームが3位でした。

6月29日(日)昇段・昇級審査会

 

本部道場において昇級審査会を行いました。受審者はとても緊張し、普段以上の汗をかき、頑張りました。

 連続組手に挑戦した畑中彩花さんは、パワーのある組手で素晴らしかったです。

 最後に、代表から「基本が全体的にできていないので、しっかり稽古しましょう。基本が上手な人は、組手においても格好が良く、強いものです。」と挨拶がありました。

7月13日(日)

第11回オープントーナメント西日本拳法道選手権大会

《主催》 拳剛会館

 

今回の参加選手は5名で、入賞者は寺井選手1名でしたが、みんな内容の良い試合でした。

 選手自身は、くやしい思いや、納得のいかないところがあったと思います。

 流した涙を、稽古に活かし、次の目標に向かって頑張ってください。

7月21日(月・祝)

全日本ジュニア空手道選手権大会 《主催》白蓮会館 

 

なかなか体験できない大きな大会で、入賞者も出ました。

入賞できなかった選手も、全日本レベルの大会を体験できて、よかったと思います。

8月2日(日)どんかっかバザー出店

 

地元、倉敷市児島の夏祭り”どんかっか”の夜店に出店しました。

昆虫くじや光るおもちゃ・カキ氷・フランクフルトなど充実した品揃えで、お客さんもたくさん来てくれました。

道場生にとっては夏休みの楽しい思い出になったのではないかと思います。

ご父兄の皆さんには、お仕事等でお忙しい中、準備等大変だったと思います。参加していただきありがとうございました。

 夜遅くまでお疲れ様でした。明日は広島で大会があるので頑張ってください。

8月3日(日)

広島県カラテキッズ交流試合

 《主催》極真会館広島東支部

 

広島県カラテキッズ交流試合に参加しました。

多くの試合や行事が重なるこの時期は、いろいろ大変だと思います。

そんな中、ご父兄の皆さんに支えられ、選手達は頑張りました。

8月24日(日)

2008松山白鷲ライオンズカップジュニア空手道選手権大会

《主催》松山白鷲ライオンズクラブ 

 

松山のライオンズカップに参加しました。出場選手は5名でしたが、1名が4位入賞し、他の選手もベスト8や、初めての『一本勝ち』など良い結果がでました。 

 この大会は、技をかける瞬間に片手で掴むことが許されていたので、選手達は戸惑ったと思いますが、いつも通りの組手で最後まで頑張りました。

9月13日(日)

’08 サムライスピリット 岡山市長杯・会長杯 岡山県空手道選手権 岡山城大会
場所:岡山城 烏城公園

 

岡山県極真空手道連盟会長の逢沢一郎先生にご来場いただき、道場生・先生方による演武、代表選手の組手などを、ライトアップした岡山城前烏城公園で行いました。

市長杯は川上選手・会長杯は河野先生に手渡されました。

10月6日(月)岡山市長表敬訪問~

西田代表らが9月13日の『’08 サムライスピリット 岡山市長杯・会長杯 岡山県空手道選手権 岡山城大会』の報告のため岡山市長を表敬しました。

市長杯を頂いた川上選手は、高谷市長に直接お礼を伝えることができました。

10月26日(日)

第25回ウェイト制オープントーナメント全日本拳武道選手権大会~

《主催》日本拳武道会館

 

6名の選手が参加しました。今まで、なかなか結果が残せなかった選手が入賞、昨年の大会で歯が立たなかった相手と互角の勝負、血まみれになりながらの健闘、入賞できなかった選手たちも含め、今年1年で劇的な成長だと思います。

11月16日(日)

第1回西日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会~ 『巌島杯』《主催》新日本実戦空手道連盟

11月22日(土)西田道場出身喜井つかささん、児島競艇にて競艇選手デビュー!!

西田道場から競艇選手が誕生しました!!当日は道場生らが応援に駆けつけました。

11月30日(日)第17回ウェイト制オープントーナメント”ひうち灘杯”~

《主催》拳剛会館

12月7日(日) 昇級・昇段審査会

12月21日(日)本村自治会お餅つき・演武会

日頃、お世話になっている本村自治会のお餅つきに参加し、演武を行いました。つきたてのお餅や豚汁をご馳走になり、楽しかったようです。

12月23日(祝)倉敷市長杯・会長杯争奪 第4回オープントーナメント岡山県空手道選手権大会

勝った選手も負けた選手も、力いっぱい頑張っていました。来年もこの大会でたくさんの人達と会えるのを楽しみにしています。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

12月26日(金)稽古納め・クリスマス会

稽古納めの写真がありませんが、ちゃんとやってます。クリスマス会ではおいしいカレーや楽しいゲーム等準備していただき、父兄の皆様ありがとうございました。みんな喜んでいました。